【質問】勉強方法:前にやってから時間が経過している問題について

〔質問〕

こんにちは。テスト10日前の中3です。
数学と理科のワークの勉強方法について迷っているものがあります。
この前、1回目をしようと思っていたら、もうやってありました。そのとき、「あっそうだった、やったんだった」と思い出しました。

私は毎回「ろ過勉強法」という勉強方法でしています。
{1回目→1回目間違えたところ→1回目間違えたところの間違えたところ}のようなかんじの勉強方法です!

「やったんだった」と思い出したときの時点で、1回目を終えたのは約2ヶ月前、もっと前にやったものでは3ヶ月前にもなります。
こんなに前にしたものでも、ろ過勉強法の{1回目間違えたところ}からまた再スタートしてもいいと思いますか?
もう1回リセットして1回目からしたほうがいいですか?無意識に忘れたりしていないか心配です。2、3ヶ月経ってから再スタートしても効果ないんじゃないかとか思ってしまいます。
ほんとうに今迷っています。数学と理科だけです。でもあと10日です。
できるだけ具体的なアドバイスをよろしくお願いします。

〔回答〕

結論から言うと、「テストまでの残り時間との兼ね合い」「時間の有効活用」という観点で言えば、この勉強方法で構いませんし、むしろその方がいいと思います。
そして、「再度できず、かつ、答えを見てもよくわからない」という場合に、(基礎部分が固まっていない可能性が高いため)もう少し前の問題から解き直す、という方法をとってください。
(答えを見て理解できるのであれば、時間をおいて解き直す、という形で大丈夫です)

一方、解いたことがある(できたことがある)問題についてですが、
問題をサッと読んでみて、「テストで出されたらあやしいかも」と思った場合は解き直しておいた方が無難です。
1回は解けているのでテスト中も「考えればできる」可能性は高いですが、制限時間がありますので「あまり考え込まずにできる」という状態にしておいた方がいいです(他の問題にかける時間を作れるため)。

※ 本当のことを言えば、記録の残し方として、「できた」かどうかだけではなく、「完璧にできた」と「なんとなくできてしまった」の区別がつくようにしておき、後者なのであれば再度解く、みたいなやり方がいいです。
 
 
なお、「もう一度最初から解き直くべきか」という点についてですが、たしかに理想を言えばそうであることには違いないです。
できる問題でも「速く正確に」を目指して解き直すことは十分にいいトレーニングになります。

ただ、実際に勉強を進める中では、「次のレベルの問題を解くうちに、前の項目(基礎部分など)の理解が固まっていく」ということも多々あるため、特に時間が限られているときは「ちょっとできない」くらいの問題を解いた方が効率は良くなります。
(基礎固めは重要だが、こだわりすぎてもよくない)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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