生産者が少ない場合に、値段が下がりにくくなる現象。
(補足)
本来、超過供給になったり、安く作れるようになればモノの価格は安くなるが、寡占市場(少数の企業だけで供給されている市場)ではそうはなりにくい。これを価格の下方硬直性という。
値下げ競争が起こりづらいためで、消費者は高い価格のままで買い物をするしかなくなる。
(※ 抜け駆けで値下げしてお客さんを奪うこともできるが、その効果が薄そうなら、価格を維持(あわよくば値上げ)した方が儲かる)
本来、超過供給になったり、安く作れるようになればモノの価格は安くなるが、寡占市場(少数の企業だけで供給されている市場)ではそうはなりにくい。これを価格の下方硬直性という。
値下げ競争が起こりづらいためで、消費者は高い価格のままで買い物をするしかなくなる。
(※ 抜け駆けで値下げしてお客さんを奪うこともできるが、その効果が薄そうなら、価格を維持(あわよくば値上げ)した方が儲かる)
逆に、供給業者が多い場合(自由競争)は、値下げで勝負しようという企業もチラホラ出てくる。値下げしていなかった企業も、お客さんを取り返すためにある程度は追随する必要があり、全体としてそのモノの値段は下がっていくことになる。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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