経済用語:超過需要(ちょうかじゅよう)

需要量のうち、供給量を上回っている部分のこと。
例えば、物が150個しか売られていない状況で、人々が200個欲しいと思っている場合の、差し引き50個分のこと
(補足)
需要が供給を上回っている状態(=需要過多)で、欲しい人が多い割には商品が足りていない状態。
例えば、人気商品に人々が殺到して品薄や完売になっているようなケースが該当。

商品の人気の割に価格が低いことが原因。
値上げが起こることで、
・欲しい人はまだまだいるものの、徐々に人数は減ってくる(高いのならやめておこう)
・作る側は(従来以上に)儲かるようになるため、量を増やす
という市場メカニズム(経済の仕組みとして市場で起こること)によって解消されていく。
※ ただし、現実には、調子に乗って作り過ぎて、かえって超過供給が生じることもある

また、値段が変わらなかったとしても、替えがきくような商品が存在するなら、そちらに移る人が生じて超過需要が解消することにもなる。
例えば、「コーヒーが売り切れているなら紅茶でもいいか」と思う人がいれば、(需要過多であった)コーヒーの需要が減少して、「生産量=需要量」が達成されることになる。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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