【質問】数学:正四面体の垂線の足が重心である理由

〔質問〕
正四面体OABCで頂点Oから平面ABCに下ろした垂線の足をHとすると点Hが△ABCの重心になるのはなぜですか?
〔回答〕
重心になるというよりは「外心になるから」というのが直接的な理由です。
そして、正三角形ですので、「外心」=「重心」という流れです。
 
理由は下記を読んでください!
 

 
このときの、△OAH と △OBH と △OCH について考えてみると、
まず、OH は底面に垂直ですから、3つの三角形とも直角三角形ということになります。
次に、これは正四面体ですから、OA=OB=OC で、さらにすべて OH は共通ですから、
よって、この3つの三角形は合同ということになり、AH=BH=CH が言えます。
 
これはつまり、点H が △ABC の外心であるということになり(各頂点までの距離が等しいので、外接円が書ける)、正三角形ですので重心と一致している、ということです。

 

アンケートへのご協力をお願いします(所要2~3分)
「将来設計・進路」に関するアンケートを実施しています。ご協力いただける方はこちらよりお願いします
(Googleフォームにアクセスします)

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています