【質問】数学:余りの計算

〔質問〕
正の整数 A, B を 6 で割ったときの余りをそれぞれ 2、5 とする。
(1)A+3B を 6 で割ったときの余りを求めよ。
(2)AB を 6 で割ったときの余りを求めよ。
〔回答〕
「正の整数Aを6で割ったときの余りが2となる」
「正の整数Bを6で割ったときの余りが5となる」ことを式で表します。
 
ここで押さえておきたいことは、
6で割ると2余るということは、「(6の倍数)+2」であるということです。
つまり、「(割られる数)=(割る数の倍数)+(余り)」で表されます。
※(割られる数)=(割る数)×(商)+(余り)という関係より
 
よって、m, n を整数とすると、
A=6m+2, B=6n+5 とそれぞれおくことができます。
 
(1)
A+3B
=(6m+2)+3(6n+5)
 
これを計算していった結果どうなるかを見てください
 
(2)
(1)と同様に計算すると、求めることができます。
 6×(文字を含む式)+(余り)という形を目指してください。

 

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