世界史用語:タラス河畔の戦い(たらすかはんのたたかい)

751年に起こった、唐とイスラーム勢力(アッバース朝)の戦い。
中央アジアの支配権を巡る争いの一環で、イスラーム側が勝利した。

なお、イスラーム側に捕虜となった唐人の中に紙すき職人がおり、これによって製紙法が西方に伝わったとされる。

(補足)
場所は、現在のカザフスタン南部。唐側の将軍は高仙芝。
イスラーム側が勝利したことで、中央アジア地域における唐の影響力は衰え、イスラーム勢力の進出が加速した。

また、唐にとっては、遠方での戦いということで、財政と軍に大きな負担をもたらし、国内の不安定化につながる一因となった。
特に、755年からは安史の乱が発生した。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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