世界史用語:東晋(とうしん)

永嘉の乱から逃れてきた晋の皇族によって建国された国。317~420年。
建国者は司馬睿(しば えい)、都は建康(けんこう。現在の南京)。
地方豪族の権力が強く、中央集権体制の構築が困難であった。
(補足)
316年、永嘉の乱で晋(西晋)の都である洛陽が陥落し、皇帝も殺害される。
一族の司馬睿らが南方に逃れて建国した。

地方豪族が建国を支援したこともあり、政治にも介入。皇帝権は弱い状態に置かれた。
北方の五胡十六国らとの対立・戦いも継続的に行われた。

一方、華北から皇族らとともに移住した人も多く、江南地域の開発が進んだという特徴も見られる。

最終的には内部の分裂により、東晋は滅亡。
その後、劉裕が建国した宋に引き継がれた。
(この宋は、平清盛らと交流のあった(有名な)宋とは別物)

土地制度としては土断法が採用された。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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