世界史用語:蜀(しょく)

中国の三国時代における三国の1つ。
内陸部の、主に四川地方を中心とする地域で、都は成都。
劉備によって建国された。
(補足)
後漢の滅亡に際し、劉備が皇帝を自称して建国。
勝手に後漢の後継を名乗ったことから、蜀漢とも呼ばれる。
軍師の諸葛亮孔明(しょかつりょう こうめい)が活躍したことでも有名。

山がちで難攻不落の地理的特徴を持ち、政治的にも一定の安定を保っていたが、領土的には三国の中で最も小さく、常に外敵に対する防御に努める必要があった。
その後、内部の経済的な問題や外部からの圧力もあり、最終的には、魏の司馬昭によって滅ぼされた。

なお、208年(まだ後漢時代)に起こった赤壁の戦いは有名。
曹操(魏)に対し、劉備(蜀)と孫権(呉)が同盟し、曹操の南下を防いだ。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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