前漢の武帝により導入された物価安定策。
物価の下落時に物資を積極的に買い入れて貯蔵し、高騰した時に放出することで価格を安定させるというもの。
(要は「いつ買っても値段が同じ」という状態を目指した)
物価の下落時に物資を積極的に買い入れて貯蔵し、高騰した時に放出することで価格を安定させるというもの。
(要は「いつ買っても値段が同じ」という状態を目指した)
(補足)
一般に、経済の原理として、物余りの状態であれば(希少価値が小さいため)価格は低くなり、物不足であれば(希少価値が大きいため)価格は高くなる。
一般に、経済の原理として、物余りの状態であれば(希少価値が小さいため)価格は低くなり、物不足であれば(希少価値が大きいため)価格は高くなる。
例えば「ある年は物余り、次の年は物不足」の状態だと、同じ物でも前の年は安く、次の年は高い、ということが生じる。
そこで政府が、物余りのときに物を回収し、物不足のときにそれを放出することで、価格変動を是正しようとした、というもの。
※ 当時の技術でも、乾燥(干物など)や塩漬け、発酵などによって、それなりに保存することはできた。
なお、均輸法は、同じ時点での異地点間の価格差を是正するもの。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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