世界史用語:均輸法(きんゆほう)

前漢の武帝により導入された物価調整策。
物資の偏在をならすことで、地域間の商品価格の差を是正することを目的とした。
(要は「どこで買っても値段が同じ」という状態を目指した)
(補足)
一般に、経済の原理として、物余りの状態であれば(希少価値が小さいため)価格は低くなり、物不足であれば(希少価値が大きいため)価格は高くなる。

例えば「A地域では物余り・B地域では物不足」の状態だと、同じ物でもA地域では安く、B地域では高い、ということが生じる。
そこで政府が、A地域からB地域に商品を輸送することで、価格差を是正しようとした、というもの。

なお、平準法は、異時点間の価格変動を是正するもの。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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