世界史用語:春秋時代(じゅんじゅうじだい)

周が東に遷都した後の時代を指し、前770~前403年まで間を指す。
諸侯たちが各地で独自の力を強め、地域の覇権を巡って争いが絶えなかった時期である。
(補足)
春秋時代の名称は『春秋』という年代記にちなんだもの。当時の魯(ろ)国における出来事を記録した文献。
一般には、周の東遷から、晋の国が3つに分裂するまでの間を指す。
多くの国家が興亡して勢力図は絶えず変化していったが、春秋時代の後は更なる混乱期である戦国時代となった。

一方、この時代は、政治的な分裂と同時に、思想、文化、技術の面で大きな進展が見られた。
多くの諸侯がそれぞれ独自の政策を取り、さまざまな改革を実施した結果、社会や経済において大きな変革が起こった。

また、孔子や老子といった多くの思想家が登場し、儒教、道教などの思想が生まれ、後の中国文化に大きな影響を与えた。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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