世界史用語:ユリウス暦

カエサル(ユリウス・カエサル)によって導入された暦。前45年にローマで採用された。
エジプトの太陽暦を基に作られ、当時のローマ暦の欠陥を修正するために設計された。
(補足)
月の満ち欠けを基準とする旧暦を改め、太陽の周期に基づく、より精確な暦とした。
具体的には、1年を365日と定め、4年に1度、閏年として1日を加える仕組みとした。

ユリウス暦の導入はかなり革新的なもので(農業や行事の点で重要なため)、約1600年間にわたって西洋世界で広く用いられた。
その後はさらに正確なグレゴリオ暦に取って代わられたが、ユリウス暦の基本的な仕組みは現在でも同様である。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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