世界史用語:マルクス・アウレリウス・アントニヌス

ローマ帝国の皇帝で、五賢帝の最後の人。治世は161~180年。
ストア派の哲学者としても有名。「哲人皇帝」として知られ、著作として『自省録』が残る。
(補足)
内部の平和を維持しながらも、外部との多くの戦争に直面した時期であった。特に、ゲルマン民族やパルティアとの戦争が大変だった。

こうした状況の中、ストア派哲学に基づく節度ある統治を行い、倫理的な原則を重視。
政治的な指導と個人的な哲学的探求が結びついた特徴的な統治期間となった。

マルクス・アウレリウス・アントニヌスの死により五賢帝時代は終わる。
死後、ローマ帝国は次第に不安定な時代へと移行していった。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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