世界史用語:扇動政治家(せんどうせいじか)(デマゴゴス)

特に衆愚政治の時代に見られた、民衆をもっともらしい言葉で動かす政治家のこと。

感情に訴える言い回し等によって、大衆の支持を集めることに長けていた。デマゴゴスは、しばしば民衆の不満や恐怖を利用し、自己の政治的利益のためにこれを煽る手法を用いた。

〔補足〕
扇動政治家は、論理的な議論や実質的な政策よりも、感情的な訴えや短期的な人気を重視することにある。民衆の理性よりも感情に訴えることで、自身の政治的な影響力を拡大しようとした。
このような政治スタイルは、民主政の衰退期に顕著で、民衆の判断を歪め、政治的な議論の質の低下を招くこととなった。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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