世界史用語:ピラミッド

古代エジプトの古王国時代に建造された、ファラオ(王)の墓として有名な遺跡。
中でもクフ王のピラミッドは古代世界の七不思議の1つに数えられる。

中南米のメキシコにおいても、古代文明の中で同様の構造物が建造されていた。

(補足)
エジプトで最も有名なものギザの大ピラミッド群で、王の永遠の安息の場として、かつ、権力と神性を象徴するものとして建造された。
建築という観点でも、古代エジプトの高度な技術と数学的知識が反映されている。
また、農耕の発展により、作業を行えるだけの余剰労働力が生まれていた、という背景もある。

メキシコのピラミッドは、主に宗教的、儀式的な目的で建てられたもので、代表例にはテオティワカンの太陽のピラミッドや月のピラミッドがある。
これらは、古代メソアメリカ文明の宗教観と社会構造を反映しており、儀式の場や神々への捧げ物としての役割を果たしていた。

エジプトとメキシコの両方でピラミッドがあることは、文明が別々に進化する過程で、人類に共通する創造性と宗教的表現の類似性が見られるという点で興味深い。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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