世界史用語:ラガシュ

シュメール人が建設した古代メソポタミアの都市国家。
ラガシュ第1王朝(紀元前26~前24世紀頃?)の頃に最盛期を迎えた。
(補足)
ティグリス川の近くに位置し、シュメール文明の重要な中心地の1つとして機能した。
政治、経済、宗教の面で重要な役割を果たし、特に宗教と芸術の中心として知られる。細密な彫刻作品や楔形文字の粘土板も多数発掘されている。

ラガシュ第2王朝のグデア王が有名。
この頃に作られたと見られる石碑や彫像が出土しており、芸術や建築はその後にも大きな影響を与えたとされる。

また、ラガシュでの法律文書は古代メソポタミア法の発展にも大きく寄与している。

末期においては、ウル第3王朝に破れたと見られている。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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