<ポイント>
・「一次関数 y=ax+b」の b からy軸との交点(切片)をとる
・「一次関数 y=ax+b」の a からグラフの傾きを読み取る
・2点を通る、直線を描く
①「一次関数 y=ax+b」の b からy軸との交点(切片)をとる
②「一次関数 y=ax+b」の a からグラフの傾きを読み取って、2点目をとる
③ 「通る2点を結んで」直線を描く
①「一次関数 y=ax+b」の b からy軸との交点(切片)をとる
bの値は「y軸との交点(切片)」を表しているので、「グラフが通る点」として書き入れます。
たとえば、
・y=3x+1 であれば、グラフとy軸との交点が(0, 1)
・y=(1/2)x-5 であれば、グラフとy軸との交点が(0, -5)
というようにとります。
②「一次関数 y=ax+b」の a からグラフの傾きを読み取る
aの値は「グラフの傾き(変化の割合)」を表しているので、「切片から右に●、上に〇進んだ点をとる」ことができます。
これは、〔変化の割合〕=〔yの増加量〕/〔xの増加量〕=〔グラフの傾き〕であるからです。
座標平面上では、xが増加すれば、右に進むこととなります。
同様に、yが増加すれば、上に進むこととなります。
つまり、〔yの増加量〕/〔xの増加量〕=上に〇 / 右に● と言えます。
①で切片となる点を取った後、その点から上に〇 / 右に●と数えて点をとると2点目となります。
③2点を通る、直線を描く
あとは、「切片」「切片から傾きを考慮してとった点」の2点を結べば完成です。
一次関数のグラフは直線なので、2点さえ正しくとって結べば、正しい直線を描けるということです。
<補足>
正しいグラフを描けているかどうかを確認するには、そのグラフの式 y=ax+b に「グラフが通っている点の座標を代入してみる」といいです。
正しいグラフであるならば、通っている点のx座標を式に代入すれば、「y=その点のy座標」となっています。
<まとめ>
・「一次関数 y=ax+b」の b からy軸との交点(切片)をとる
・「一次関数 y=ax+b」の a からグラフの傾きを読み取る
・2点を通る、直線を描く
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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