世界史用語:10進法(じゅっしんほう)

10ごとに位を上げる数の数え方。
現在、私たちが数を数える際に使っているやり方。
(補足)
世界史的には、古代エジプトで使用されたことが代表的。古代メソポタミアでは60進法。
古代エジプト人は、商業取引、土地測量、建築、天文学など幅広い分野で10進法を使用し、特にピラミッドや神殿などの精密な建築物の建設において重要であった。

他には、古代インドで10進法が発展し、特に数学や天文学の分野で重要な役割を果たしたり、
古代中国でも10進法が使用され、特に中国の算盤(そろばん)は10進法に基づいた計算を行うための道具として用いられた。

ヨーロッパでは、古代ローマ時代にローマ数字が使用されたが、これは厳密な10進法ではなく、10進法に基づくアラビア数字の導入は、中世後期になってからであった。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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