世界史用語:西域都護(さいいきとご)

前59年、匈奴の王を降伏させたことをきっかけに、(同年に)前漢が設置した役職。
中国の西域(現在の中央アジア地域)の政治、軍事、外交を統括した。
(補足)
西域とは、大雑把に(中国から見て)西側の地域、ということだが、
具体的には、タリム盆地付近(現在の中国のシンチャンウイグル自治区)を指す。

この役職の設置により、漢は西域諸国を事実上の属国とし、中国の影響力を中央アジアに拡大した。
西域の諸国との関係を管理し、シルクロードを通じた交易路の安全を確保する役割も担っていた。

代表的人物として班超など。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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