世界史用語：第３回仏典結集（ぶってんけつじゅう）

古代インド、アショーカ王時代のマウリヤ朝で開催された仏教の宗教会議。
仏教の教義と規律を再確認し、統一することを目的とした。

（補足）
前250年頃の開催と見られる。
アショーカ王によって召集され、マウリヤ朝の都であるパータリプトラで行われた。

多くの僧侶が参加し、仏教経典の正確な内容と解釈について討議された。
結集の結果、仏教の経典は再編纂され、三蔵（経蔵、律蔵、論蔵）として整理。原始仏教としての教義の標準化が進んだ。
（※ まだ大乗仏教ができる前の話）

会議の後、アショーカ王は仏教の宣教師を多くの地域に派遣し、仏教はインドから中央アジア、東南アジアなどに広がりを見せていった。

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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