世界史用語:第1回仏典結集(ぶってんけつじゅう)

ガウタマ・シッダールタ(ブッダ)が入滅(死去)した後、教えを残すために弟子たちによって開催された宗教会議。
ブッダの教えや説話は、それまで口伝で伝えられていたが、結集によって初めて文字として記録され、仏教経典として体系化された。
(補足)
ブッダの死後すぐにラージャガハで開かれたと伝えられており、500人の阿羅漢(聖人たちのこと)が集まって議論を行った。
この会議では、ブッダの弟子であるアーナンダがブッダの説法を思い出し語ったとされる。
また、ウパーリという弟子が戒律について語ったとも言われている。

第1回仏典結集を通じて、ブッダの教えは三蔵(経蔵、律蔵、論蔵)と呼ばれる形で体系化され、後の仏教発展の基礎を作った。
文字化されたことで、変容や歪曲を避けながら、広範囲にわたって伝えられるようになった。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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