世界史用語:獲得経済(かくとくけいざい)

自然界に存在するもの、すなわち動植物を採取し、食料として利用するという生活様式を指す。
いわゆる「狩り」や「採集」を行うもので、化石人類(猿人、原人、旧人)らが営んでいた経済活動の形態。
(補足)
農業や家畜飼育といった食料の生産方法は用いられず、人類は狩猟や採集を主な食料獲得手段としていた。
自然を相手にするため、食べ物にありつけるかは運任せの面も多く、過酷な生活であったことが推測される。

一方、後に始まる農耕生活では、食料の調達を(ある程度)自分たちでコントロールできるようになったことを意味する。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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