世界史用語:灌漑(かんがい)

河川や井戸などから水を引いてくる農業方法。特に乾燥地などで行われる。
灌漑技術の発展によって、雨水に依存する農業から脱却し、食糧生産の効率化・安定化が進んだ。
(補足)
食糧生産の効率化・安定化が進めば、時間的な余裕も生じ、文化的な活動も行われるようになった。
また、生産効率の差が生じたり、指揮を執る人物が出たりすることで、結果的に貧富の差が生じるようになった、という側面もある。
これらの点で、灌漑農業の普及は、高度な社会構造、すなわち「文明」の形成を促すことになった。

灌漑農業は、人類が自然を管理しながら食糧を確保する手段であり、農業の歴史において画期的な出来事とされる。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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