世界史用語:汗血馬(かんけつば)

古代に、中央アジア方面にいた名馬。
非常に強靭で速く、持久力にも優れており、特に戦闘用の馬として優れていた。
李広利がフェルガナ(大宛)遠征の際に獲得し、貴重なお土産として中国に持ち帰った。
(補足)
汗血馬は「天馬」とも称され、激しい運動によって馬が赤い汗を流すように見えることに由来する。

汗血馬の導入によって、中国の騎馬隊のレベルが大きく向上し、当時の中国と周辺国との軍事バランスにも影響を与えた。
特に、匈奴などの北方遊牧民族との戦いにおいて、大きな軍事的優位をもたらしたとされる。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
アンケートへのご協力をお願いします(所要2~3分)
「将来設計・進路」に関するアンケートを実施しています。ご協力いただける方はこちらよりお願いします
(Googleフォームにアクセスします)

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています