世界史用語:楔形文字(くさびがたもじ/きっけいもじ)

古代メソポタミアで使用された文字。
楔(くさび)状の印を粘土板に刻むことで書かれており、この形状が名称の由来となっている。

当初は会計記録のために使われ始めたが、次第に文学、法律、歴史記録、天文学など幅広い分野に使用されるようになった。

(補足)
数百の異なる印があり、部分的には表音文字(音を表す)、部分的には表意文字(意味を表す)として機能した。
楔形文字を刻んだ粘土板を焼くことで(割れない限りは)長く保存することができる。そのおかげで、古代メソポタミアの言語、文化、歴史に関する情報が現代まで伝えられている。

楔形文字は、後のアッカド語、バビロニア語、アッシリア語など、様々なセム語系の言語の記録にも使用された。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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