世界史用語:張騫(ちょう けん)

前漢時代の外交使節。
特に、匈奴に対する挟撃戦略の一環として、武帝が大月氏に派遣したことで有名。
(補足)
大月氏には前139年に派遣された。
同盟を結ぶことで、共に匈奴に対抗することを目的としていた。

張騫は長旅を経て大月氏に到達したが、大月氏側は同盟に消極的だった。
最終的にも同盟を結ぶには至らなかったが、数年にわたり西域に留まり、様々な国々を巡りながら交流を深めたことで、中国に西域の地理、風習、政治に関する情報をもたらした。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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