世界史用語:太陰暦(たいいんれき)

月の動きを基準とした暦。古代メソポタミアで使用されたことで有名。
新月から次の新月までの期間を1ヵ月として捉える。
(補足)
月の周期は約29.5日であるため、太陰暦の1ヶ月は大体29日か30日となる。
単純計算で、12ヵ月で約354日となるため、(太陽暦の1年に対して)11日短く、これが積み重なると、概ね3年で1ヵ月分の差が生じることになる。
そのため、適宜、うるう月を挿入して調整が図られたりする。

月の満ち欠けは太陽の動きを観察するよりもわかりやすく、
また、メソポタミアでは宗教の面でも、月や星に関連する神々が重要な存在であったこともあり、太陰暦が採用されていた。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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