世界史用語:周口店上洞人(しゅうこうてんじょうどうじん)

中国で発見された新人(ホモ・サピエンス、現生人類)の一例。
主に周口店地域の洞穴(を囲む地層の中)から発見された。

約1万年前のものと推定されており、現代の中国人の祖先と考えられている。

(補足)
周口店はペキン原人が発掘された場所でもある。
ペキン原人は比較的下層の古い地層(旧石器時代初期に相当する層)からの出土であったが、上洞人は上層部分(旧石器時代後期に相当する層)から出土している。

周口店上洞人の化石は、現代人に近い特徴を持つが、頭蓋骨の形状や、顎と歯に違いも見られ、これは「まだ完全には現代人の形質には至っていなかった」ことを示している。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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