（補足）
背景としては、元々は、秦の時代の圧政に対し、前漢ではそれを緩めたことがある。
その結果、今度は、地方の諸侯勢力が力をつけることになってしまっていた。
景帝が、これを再度抑えつけようとして諸侯の領土削減を図ったところ、反乱を受けた、という経緯。

最終的には中央政府側（前漢側）が鎮圧し、諸侯勢力の削減が進む。
地方分権的であった郡国制も、実質的には郡県制に戻ることとなった。

なお、中央集権体制が強化されたことで、この後、前漢としての全盛期（武帝の治世）を迎えることにも繋がった。