世界史用語:ロンディニウム(ろんでぃにうむ)

ローマ帝国時代の1世紀、現在のロンドンに建設されたローマ風の都市。テムズ川の北岸に位置し、交通の要所として発展。
ローマの文化や建築様式が取り入れられた。
(補足)
ローマ帝国はブリテン島(現在のイギリスの島)にも勢力を伸ばし、西暦43年に属州ブリタニアが成立。
その一環で、ロンディニウムの建設も進められ、ローマ帝国が持ちこんだ文化や技術、経済活動の中心としての役割を果たした。
2~3世紀には周囲を囲む城壁も建設された。

その後、ローマ帝国自体の衰退もあってブリテン島支配から撤退したり、ゲルマン人がやってきたりする中で、ロンディニウムも衰退した。
(中世以降、ロンドンとして再興)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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