世界史用語:ユダ王国

前922年頃、古代ヘブライ王国が分裂した後に成立した南部の王国(北部はイスラエル王国)。
前586年に新バビロニアによって滅ぼされ、バビロンまで連行されるという「バビロン捕囚」を受けた。
(補足)
都はエルサレム。
ヘブライ王国の時代から神殿が建設されたりする等、宗教的にも重要な地で、ユダヤ教(及び、キリスト教、イスラーム教)の聖地にもなっている。

地理的には山岳地帯に位置し、農業よりも牧畜が主な生業であった。

周辺国家の政治的影響を受けやすい状況にあり、特にアッシリアなどからの圧力に晒されていた。
イスラエル王国と異なり、アッシリアの支配を受けずには済んだが、新バビロニアのネブカドネザル2世によって滅ぼされた。

「バビロン捕囚」はその後、アケメネス朝ペルシアが新バビロニアを滅ぼすことによって終了(解放)。
その後、ヘブライ人(ユダヤ人)はエルサレムに戻り、神殿を再建したりする中で結束や民族意識を高めることとなった。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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