世界史用語:ミトラ教

ローマ帝国で信仰された、東方系の神秘的な宗教。
ペルシアの神ミトラを崇拝するもので、太陽神としての性質や宇宙の秩序を維持する力が強調されていた。
(補足)
特に軍人や商人の間で人気があった。

個人の救済と霊的な進化を重視し、信者は複数の階級や試練を経て精神的な成長を遂げることが求められた。
秘密儀式や共同体内部の強い結束に特徴があり、儀式や信仰体系は一般には公開されていなかった。

ミトラ教は、初期キリスト教と同じ頃に拡大し、競合する宗教でもあった。
しかし、ローマ帝国の末期にキリスト教が国教化されたことで、影響力を徐々に失い、4世紀末には衰退した。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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