世界史用語:マケドニア

レウクトラの戦いの後、ギリシアを征服した国。

それまで主要勢力であったアテネやスパルタらの影響力が低下したことを背景に台頭。
フィリッポス2世の下で、マケドニアは軍事的、政治的な力を拡大し、最終的にギリシアを統一・征服することに成功した。

さらに、その後、アレクサンドロスの下で東方に拡大し、インドの手前まで勢力を広げた。

(補足)
地域的にはギリシアの北側。現在も「マケドニア」という国がある。

フィリッポス2世の下、密集陣形と重装騎兵を用いて、ギリシア諸ポリスに勝利し(カイロネイアの戦い)、マケドニアの影響力をギリシア全域に拡大した。

フィリッポス2世の後を継いだアレクサンドロス大王は、メソポタミア地域やペルシア(現イラン)など、インダス川付近まで勢力を拡大。ギリシア文化と東方文化の融合を促し、ヘレニズム時代の幕開けとなった。

なお、これに刺激を受け、インドでは統一機運が高まり、マウリヤ朝が成立する大きな要因ともなった。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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