世界史用語:ポンペイウス

共和政ローマ期に、カエサル、クラッススと共に第1回三頭政治を形成した政治家。
後にカエサルと対立し、最終的には失脚。
(補足)
軍事的な才能で知られ、若い頃から多くの軍事遠征で成功を収めた。特に、地中海の海賊を鎮圧し、東方での戦役においても大きな成功を収めた。

第1回三頭政治では、ポンペイウスはカエサルやクラッススとの間で互いに支え合う関係を築き、自身の政治的地位を強化した。この同盟により、ポンペイウスは東方における自身の影響力を維持し、軍事的な野望を追求することができた。

しかし、前53年にクラッススがパルティアとの戦い(カルラエの戦い)で戦死すると、第1回三頭政治は崩壊する。
ポンペイウスとカエサルの間の均衡が崩れ、対立を深め、最終的には内戦へと突入した。

元老院と結託してカエサルを排除しようとしたが、ファルサロスの戦いで敗れ、その後、エジプトで暗殺された。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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