世界史用語:ペキン原人(ぺきんげんじん)

原人(ホモ・エレクトゥス)の代表例の1つである。学術名は「シナントロプス・ペキネンシス」。
約77万年前から約23万年前にかけて、現在の中国北部地域に生息していた。
(補足)
1923年にズダンスキーが歯を発見して以来、順次、化石が見つかっていった。
場所は、中国の周口店(しゅうこうてん)。

ジャワ原人と同様に、直立二足歩行を行い、脳容量がそれまでの種よりも大きかった。
また、火の使用、道具の製作と使用などの技術を持ち、これらの技術は人類の生活様式に大きな変化をもたらした(例えば、煮沸することで細菌を殺せる等)。

ペキン原人は、特に骨格の保存状態が良好であり、人類の進化に関する研究において貴重な情報源となっている。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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