世界史用語:フェニキア文字

フェニキア人によって、古代の地中海東岸地域を中心に使用された文字。
アルファベットの起源とされる。
(補足)
フェニキア人は、カナーン人の一派とされ、紀元前12世紀頃に地中海地域で勢力を伸ばし、広範な交易網を築いた。これに伴って、フェニキア文字もコミュニケーション手段として普及していった。

フェニキア文字は、約22の音素を表す文字から成る表音文字で、複雑な象形文字や音節文字とは異なり、比較的簡単に学ぶことができた。
フェニキア文字の普及によって、地中海地域における文化や知識の交流を促進し、後のアルファベット系文字、特にギリシア文字やラテン文字の発展に大きな影響を与えた。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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