世界史用語:パックス・ロマーナ(ローマの平和)

元首政(プリンキパトゥス)の開始後に続いた、約200年間にわたるローマ帝国の平和な安定期。
一般に、前27年のアウグストゥスの統治開始から、180年のマルクス・アウレリウス・アントニヌスまでとされる。
(補足)
内戦や政治的混乱の時代を経て、帝国内の統一と平和が確立された時期を指す。
小競り合い等がなかったわけではないが、総じて言えば平和な時期。

アウグストゥスによる統治方法は、後継者たちによって引き継がれた。
経済的、文化的に繁栄し、広範な領土を支配下に置いた。帝国の境界は安定し、軍事的な衝突も比較的少なくなった。経済はローマ全土にわたる広範な交易ネットワークによって支えられ、ローマ法が帝国内の秩序と正義を保障した。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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