世界史用語:スパルタクスの乱

前73~前71年に古代ローマで起こった奴隷(剣闘士奴隷)による反乱。
中心人物は剣闘士奴隷の出身のスパルタクス。

※ 剣闘士奴隷は、主に見世物用の剣闘を行うための奴隷。ローマの観衆のために命がけの戦いを強いられていた。

(補足)
スパルタクスの乱は、カプア(地名)の剣闘士学校からの脱走に始まった。
スパルタクスは他の奴隷と共に反乱を起こし、脱走した奴隷の数も次第に増やしながら、一大軍勢を形成した。
ローマの軍隊に対して数度にわたり勝利を収め、イタリア半島において一時的に大きな勢力を築いた。

この反乱はローマにとって大きな脅威であったが、最終的にローマ軍によって鎮圧され、スパルタクスは戦闘中に死亡した。

スパルタクスの乱は、共和政ローマ末期の混乱と不安定な状況を象徴する出来事で、奴隷制度の非人道性と限界を浮き彫りにしたものである。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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