世界史用語:キュロス2世

アケメネス朝ペルシアの創始者。
前550年にメディアを滅ぼして独立した後、リディアや新バビロニアを征服し、エジプトを除くオリエントを再統一した。
(補足)
キュロス2世は、征服した地域の文化や宗教を尊重するという寛容な政策を採用。帝国内の多様な民族や文化が比較的平和に共存することができた。

例えば、新バビロニアは、ユダ王国を征服した際にヘブライ人をバビロンに連行(バビロン捕囚)した国だが、キュロス2世がこの新バビロニアを征服すると、寛容な政策の下、ヘブライ人は解放されることになった。

なお、キュロス2世に続く、息子のカンビュセス2世のときにエジプトを征服した。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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