世界史用語:ガウタマ・シッダールタ

仏教の創始者。
尊称としてのブッダ(仏陀)や釈迦(しゃか)とも呼ばれる。
(補足)
紀元前6世紀、現在のネパールとインドの境界近くの王家に生まれたが、
王子としての生活を捨てて、苦行と瞑想を通じて人生の真実を求めた。
長い求道(ぐどう)の末、菩提樹(ぼだいじゅ)の下で深い悟りを得て、仏陀(覚者)となった。

生老病死といった人生の苦しみ(四苦)と、その苦しみからの解放への道を説いた。
教えとしては、苦の原因を見つけ出し、それを克服することによって、最終的には全ての煩悩から解放され、涅槃(ねはん)に到達することを目指す。
この教えは、八正道(はっしょうどう)としてまとめられ、倫理的な行動、精神的修行、智慧の開発を通じて、苦からの解放を目指す道とされている。

45年にわたって教えを広め、多くの弟子と信者を得る。
死後、仏教はインドをはじめ、アジア各地に広がり、様々な文化や言語に適応しながら、多くの宗派や流派に分化していった。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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