世界史用語:カルタゴ

フェニキア人が北アフリカに建設した植民市。現在のチュニジア(の首都のチュニス近郊)。
紀元前9世紀頃にティルスからの植民者によって設立され、地中海交易の重要な拠点として発展した。
(補足)
地理的に地中海地域の貿易ネットワークの要所であったことや、高度な船舶建造技術や航海術があったことを背景に、特に海洋貿易で繁栄した。
文化面では、フェニキアの影響を受けつつも、アフリカ、ヨーロッパ、アジアの文化が融合する独特なものを築いた。

紀元前3~2世紀には共和政期のローマとポエニ戦争を行った。
カルタゴはこれに敗れ(第3回ポエニ戦争を受けてカルタゴは滅亡)、地中海地域はローマが覇権を握っていくことになった。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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