世界史用語:オリンピア

古代ギリシアのポリスの1つ。現在のギリシャの南西部(ペロポネソス半島の西部)。
4年に1回、競技会が開催され、この期間中はポリス間の戦争も中断された。この精神が現代のオリンピックに引き継がれている。
(補足)
オリンピア競技会は、最高神ゼウスを讃えるための宗教的儀式の一環として開催。
期間中、参加するポリス間では休戦が守られ、選手や観客が安全にオリンピアに集まることができた。

19世紀末、フランスのクーベルタン男爵がスポーツを通じた平和を志向し、古代ギリシャのオリンピア競技会の伝統を復活させることを提案。
1896年にアテネで第1回の近代オリンピックが開催された。

現在、ゼウス神殿や競技場、トレーニング施設などの古代の遺跡が残されている。特に、ゼウス神殿内にあったゼウスの巨大な像は、古代世界の七不思議の1つとして知られている。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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