世界史用語:オクタウィアヌス

カエサルの養子で、ローマ帝国の初代皇帝となった人物。
元老院からアウグストゥス(尊厳者)の称号を得た。
(補足)
カエサル暗殺後の政治的混乱を背景に台頭。
アントニウス、レピドゥスと共に、第2回三頭政治を結成した。

この三頭政治は、内戦の終結とローマの安定を目指していたが、実際には権力闘争が行われた。

オクタウィアヌスは、レピドゥスを排除し、アクティウムの海戦でアントニウス(及びエジプトのクレオパトラ)に勝利する。
ローマの唯一の支配者(元首:プリンケプス)となり、元老院からはアウグストゥス(尊厳者)の称号を得た。

これは共和政ローマの終焉と帝政ローマの始まりを意味している。
帝国の基盤を築くのに重要な役割を果たし、後のローマ帝国における平和と繁栄の時代、いわゆる「パクス・ロマーナ(ローマの平和)」へと繋がっていく。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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