世界史用語:エリュトゥラー海案内記

古代の航海と商業に関する文献。
特に、ローマ帝国・インド間の季節風貿易に関して、詳細な記述がなされている。

エリュトゥラー海とは直接的には紅海(アフリカとアラビア半島の間の海域)のこと、広義的にはインド洋までを含むとされる。

(補足)
1世紀頃に成立したとされ、古代ローマの船乗りや商人がインド洋を航海し、インドや東アフリカとの貿易を行う際の貴重なガイドブックとして用いられた。

具体的には、季節風の周期と航海への影響、インド洋周辺の港や市場、現地の風習や産物などが詳細に記されている。
これらは当時の商人たちが遠隔地との貿易を行う上での重要な情報となり、ローマ帝国の経済に大きく貢献した。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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