世界史用語:ウパニシャッド哲学

バラモン教の形式主義に対する改革の動きとして生まれた哲学的思想。
儀式や外形的な宗教行為よりも、個人の内面的な悟りと精神的な解放を重視している。
(補足)
紀元前後の時期に成立。
『ウパニシャッド』自体はヴェーダの一部で、ヴェーダの結末部として位置づけられる。「奥義書」。

ウパニシャッド哲学は、個々の自我と宇宙全体との関係、個の魂(アートマン)と世界の根本原理(ブラフマン)との統一を探求する。

この教えは、後のインド哲学や宗教、特にヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教に大きな影響を与え、
瞑想、ヨガ、宇宙と個の魂の本質に関する思想など、インド思想の中核的な概念を導入した。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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