世界史用語:アショーカ王

古代インド、マウリヤ朝の3代目の王。治世は前262~前232年。
マウリヤ朝の最盛期を築いた。
(補足)
阿育王とも呼ばれる。
アショーカ王のときに、マウリヤ朝は最大領域となった。

ただし、カリンガ地方への遠征が悲惨だったことで仏教に改宗し、その後は非暴力と宗教的寛容の政策を推進。多くの仏教遺跡や記念碑(石柱碑や磨崖碑)を建設し、布告を刻んでいった。
仏教の宗教会議である第3回仏典結集(けつじゅう)も開催され、教義の再確認と整理が行われた。その結果、多くの仏教経典が再編集された。

また、息子のマヒンダをスリランカに派遣し、上座部仏教を伝播した功績もある。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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