世界史用語:アウグスティヌス

4~5世紀に活躍したキリスト教の神学者であり、教父の1人。
著作『神の国』などを通じてキリスト教教義の理論化を行い、西洋のキリスト教思想に大きな影響を与えた。
(補足)
北アフリカのタガステに生まれ、若い頃は異教徒であったが、後にキリスト教に改宗し、最終的には司教に就任した。
『神の国』は、キリスト教徒が直面する苦難と希望を、時間の流れの中で「神の計画」として理解することを試みており、キリスト教の歴史的展望と霊的な理想を示している。

アウグスティヌスの思想は、キリスト教の原罪の概念、神の恩寵、人間の意志といった核心的な教義の理解に大きな影響を与え、後の中世キリスト教神学の基礎を形成した。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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