<ポイント>
・三角形の内角の二等分線には、辺の比に関わる性質がある
・∠BAD=∠DACならば、AB:AC=BD:DC
・比例式を立てて求める
三角形の内角の二等分線には、「辺の比に関わる性質」があります。
この図において、
∠BAD=∠DACならば、AB:AC=BD:DC
というものです。
この図において、
∠BAD=∠DACならば、AB:AC=BD:DC
というものです。
つまり、「角の二等分線と対辺との交点がどのように分けられるのか」を知ることができるのです。
【例題1】下の図で、印をつけた角の大きさが等しいとき、xの値を求めなさい。
【解説1】
ADが角の二等分線なので、AB:AC=BD:DC
12:9=6:x (比例式をつくる⇒方程式へ)
12x=54
x=54/12=9/2 (答え)
【例題2】下の図で、印をつけた角の大きさが等しいとき、xの値を求めなさい。
【解説2】
CDが角の二等分線なので、CA:CB=AD:BD
12:x=6:4 (比例式をつくる⇒方程式へ)
6x=48
x=8 (答え)
<まとめ>
・三角形の内角の二等分線には、辺の比に関わる性質がある
・∠BAD=∠DACならば、AB:AC=BD:DC
・比例式を立てて求める
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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