<ポイント>
・〔三角形の面積〕=〔底辺の長さ〕×〔高さ〕×(1/2)
・「高さが等しい」2つの三角形の面積の比は、底辺の長さの比に等しい
・「底辺の長さが等しい」2つの三角形の面積の比は、高さの比に等しい
図にある、△ABDと△ACDは「高さが等しい三角形」です。
〔三角形の面積〕=〔底辺の長さ〕×〔高さ〕×(1/2) なので、
△ABD=a・〔高さ〕・(1/2)
△ACD=b・〔高さ〕・(1/2)
でそれぞれの面積を考えることができます。
このとき、違いがあるのは〔底辺の長さ〕だけなので、
「高さが等しい」2つの三角形の面積の比は、底辺の長さの比に等しいといえます。
(2)「底辺の長さが等しい」2つの三角形の面積の比
図にある△ABDと△ACDは、それぞれの三角形の底辺をAEとすると、「底辺の長さが等しい三角形」です。
〔三角形の面積〕=〔底辺の長さ〕×〔高さ〕×(1/2) なので、
△ABD=AE・a・(1/2)
△ACD=AE・b・(1/2)
でそれぞれの面積を考えることができます。
このとき、違いがあるのは〔底辺の長さ〕だけなので、
「底辺の長さが等しい」2つの三角形の面積の比は、高さの比に等しいといえます。
<まとめ>
・〔三角形の面積〕=〔底辺の長さ〕×〔高さ〕×(1/2)
・「高さが等しい」2つの三角形の面積の比は、底辺の長さの比に等しい
・「底辺の長さが等しい」2つの三角形の面積の比は、高さの比に等しい
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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