中2数学:箱ひげ図をつくる

<ポイント>

・箱ひげ図をつくるために、データを整理する
・データから四分位数や範囲を読み取る
・箱ひげ図の各部からデータが読み取れる

【例題】
次のデータは、ある15人のクラスにおける小テスト(10点満点)のものである。このデータから箱ひげ図をつくりなさい。

3, 7, 6, 7, 4, 8, 5, 8, 6, 3, 6, 10, 5, 2, 9
 
 
【解説】
①箱ひげ図をつくるため、データを整理する

データを小さい順に並べると、
2, 3, 3, 4, 5, 5, 6, 6, 6, 7, 7, 8, 8, 9, 10 となります。

②データから四分位数や範囲を読み取る

並べ替えたデータより、

・最小値 2、最大値 10 であることが分かる(範囲について)
・データの太字で示した部分から、中央値 6, 第1四分位数 4, 第3四分位数 8 であることが分かる(四分位範囲について)

このように、四分位数(四分位範囲)と範囲が分かれば、
四分位範囲の部分を箱で表し、それより外の範囲を線で表します。
箱ひげ図2
 
 
なお、逆のパターンもあります。
箱ひげ図を見て、範囲・四分位数を知ることができるので、ある程度のデータの中身がわかります。

どちらも大切なことですので、「箱ひげ図をつくる⇔読み取る」の練習をしておきましょう。

<補足>

箱ひげ図の「箱の部分」に、「+」の記号があれば、平均値を示しています。
平均値も重要なデータですので、ぜひ知っておいてください。

<まとめ>

・箱ひげ図をつくるために、データを整理する
・データから四分位数や範囲を読み取る
・箱ひげ図の各部からデータが読み取れる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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